新型コロナのワクチン接種が各国で始まっていますね。
そのワクチンの効果がどのくらい出るかについて
“睡眠をしっかり取れているかどうか” が
深く関わってくるということをご存知でしょうか?
睡眠不足が免疫力を下げるのはよく耳にされるかと思います。
例えば…
「睡眠が7時間以下の人は、8時間以上の人に比べて3倍風邪をひきやすい」
「睡眠が5時間以下の人は、8時間以上の人に比べて肺炎になる可能性が70%高い」
ということが研究により判明しています。
そんな睡眠と免疫の関係で今最も興味深いのが
睡眠とワクチンによる抗体反応の研究結果です。
これはインフルエンザワクチンの場合ですが、
インフルエンザワクチンを接種する前の週に睡眠不足だと
ワクチンによる抗体反応が通常の半分以下になる
という研究結果があります。
他にも、
肝炎ワクチンを接種した日の睡眠量の違いで
免疫系が作った抗体の量に大きな差が出たという
日経サイエンスの記事もあります。
つまり・・・
どのくらいワクチンの効果が高くなるかどうかは
「睡眠」にかかっているわけです。
とはいっても
1日8時間の睡眠をとるのはなかなか難しい方も多いと思います。
エイルでは睡眠は”量(時間)”でななく”質”だと考えています。
短い睡眠時間でも『質の高い睡眠』を得ることができれば
脳がリラックスして自律神経が整うので
免疫機能をUPさせることができます。
今度ワクチンを打つとしたら、
その前から『質の高い睡眠』を得られるように
しておきたいですね。